「メルカリでパーカーが売れたけれど、どうたためばいい?」「厚手で3cmに収まらない」「圧縮して送っても大丈夫?」と迷いやすいのがパーカーの発送です。
パーカーはTシャツより厚く、フード・袖口・ファスナー・裏起毛などの厚みが一か所へ重なりやすい衣類です。送料を下げようとして無理に小さくすると、外装が膨らんだり、プリントや金具へ強い圧力がかかったりします。
先に結論|パーカーはこの順で梱包する
- 汚れ・湿気・ポケットの中身を確認する
- ファスナーやフードひもを整える
- 袖とフードの厚みを分散しながら大きくたたむ
- ポリ袋・OPP袋へ入れて防水する
- 必要な場合だけ、商品を傷めない範囲で圧縮する
- 厚みに合う宅配袋・紙袋・ダンボールへ入れる
- 梱包後の厚み・3辺・重量を測って配送方法を決める
2026年10月4日時点で、メルカリ公式はセーターなど厚手のトップスについて、ビニール袋または圧縮袋で保護し、宅配ビニール袋・紙袋などへ入れる方法を案内しています。圧縮袋で発送する場合は、事前に商品説明へ記載するよう案内されています。

パーカーはフードと厚みを意識して梱包する
パーカーの梱包で最も意識したいのは、全体を小さくすることより、厚みを一か所へ集中させないことです。
フードを丸めて身頃の中央へ置き、その上へ袖や裾を重ねると、その部分だけが厚くなります。袋や専用箱へ押し込んだときに局所的な圧力がかかりやすいため、フードは一度広げて平らに整え、袖口やファスナーの位置も少しずらしてたたみます。
プルオーバーとジップパーカーで確認点が少し違う
- プルオーバー:フードひも・大きなプリント・カンガルーポケットの厚みを確認する
- ジップパーカー:ファスナーを閉じて身頃をそろえ、引き手や金具が生地へ強く当たらないようにする
- 裏起毛・ヘビーウェイト:生地自体に厚みがあるため、小型便へ合わせることを優先しない
メルカリ公式のパーカー向けコラムでも、ジッパーがある場合は閉じ、袖を肩幅に合わせてたたみ、フードは一度広げて伸ばすと収まりやすいと案内しています。細かく何度も折ったり、丸めたりするより、形を整えて大きくたたむ方が扱いやすくなります。
パーカーの梱包に必要なもの
| 資材 | 用途 |
|---|---|
| 大きめのポリ袋・OPP袋 | 水濡れ・汚れ対策 |
| 衣類用圧縮袋 | 必要な場合だけ厚みを抑える |
| 薄紙・やわらかいシート | 金具や立体的な装飾が生地へ強く当たるのを防ぐ |
| 宅配ビニール袋 | 薄手〜中厚手で無理なく収まる場合の外装 |
| 丈夫な紙袋 | 衣類の外装として使用。内側の防水は別に行う |
| ダンボール | 厚手・裏起毛・大きいサイズ・型崩れを避けたい場合 |
| 梱包用テープ | 外装の開口部を閉じる |
通常の布製パーカーは割れ物ではないため、全面をプチプチで厚く包む必要はありません。まず防水と、外装が無理なく閉じることを優先します。
梱包前にパーカーの状態を確認する
汚れ・毛・ポケットの中身を確認する
目立つ汚れ、ほこり、髪の毛、毛玉、ほつれなどを確認し、ポケットの中を空にします。メルカリなどで販売した商品なら、梱包前に前面・背面・袖・フード・プリント・タグなどの写真を残しておくと、発送前の状態を確認しやすくなります。
湿り気があれば完全に乾かす
洗濯直後や雨に濡れた状態で、すぐビニール袋へ密閉しないでください。表面だけでなく、フードの重なり、袖口、裏起毛部分まで乾いていることを確認します。
ファスナー・ひも・装飾を整える
ジップパーカーはファスナーを閉じて左右の身頃をそろえます。フードひもは外へ長く垂らしたままにせず、フード側へ軽く収めます。
大きな金属製の引き手、立体的なプリント、ワッペンなどがある場合は、たたんだときに硬い部分同士が重ならない位置へずらします。必要なら薄紙ややわらかいシートを一枚挟みます。

パーカーを厚くしすぎないたたみ方
ここからは、送料のために極端に潰すのではなく、フードと袖の厚みを分散して、外装へ入れやすい形に整える手順です。
1.パーカーを平らに置く
ファスナーを閉じた状態で、パーカーを平らな場所へ広げます。背面を上にすると袖やフードの位置を確認しながら整えやすくなります。
2.左右の袖を身頃の内側へ折る
左右の袖を身頃の幅に合わせて内側へ折ります。袖口のリブが中央で完全に重なって厚くなる場合は、左右の位置を少しずらします。

3.フードを広げて平らに整える
フードは丸めて塊にせず、一度広げて形を整えます。身頃側へ重ねるときも、フード全体をできるだけ平らにします。
4.裾側から大きく折る
裾側から二つ折り、または必要に応じて大きく三つ折りにします。小さくするために何度も細かく折るのではなく、外装へ無理なく収まる長方形を作るイメージです。

フードを丸めて厚みを一点へ集めない
パーカーを薄く見せようとしてフードを強く丸め、袖やファスナーも同じ位置へ折り込むと、一部だけが盛り上がります。小型便や専用箱へ入れるときも、その盛り上がりを力で押さえつけないようにしてください。

たたんだパーカーを防水する
たたんだパーカーは、外装へ入れる前にポリ袋・OPP袋などへ入れて水濡れ対策をします。ヤマト運輸も衣類の梱包で、型崩れや天候による水濡れを防ぐため、衣類をビニール袋へ入れて開口部を留める方法を案内しています。
袋へ入れたら、上から強く押し潰すのではなく、手でやさしく空気を抜きながら形を整えます。袋が小さく、パーカーを押し込まないと入らない場合は、一回り大きい袋へ変更してください。
水濡れ対策の考え方は「防水梱包のやり方|OPP袋・ポリ袋で水濡れを防ぐ基本」でも詳しく解説しています。
宅配袋・紙袋・ダンボールを使い分ける
防水後のパーカーが無理なく収まる外装を選びます。ヤマト運輸は、ダンボール以外の紙袋なども外装材として利用できる一方、外装自体の傷や汚れまで避けたい場合はダンボールを推奨しています。
| パーカーの状態 | 外装の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 薄手・小さめ | 宅配ビニール袋・丈夫な封筒 | 先に防水し、開口部へ負担がかからない大きさにする |
| 一般的なスウェット | 宅配ビニール袋・丈夫な紙袋・小型箱 | フードを平らにしてから外装サイズを決める |
| 裏起毛・厚手・大きめ | 大きめの宅配袋・ダンボール | 強い圧縮より余裕のある外装を優先する |
| 高価・装飾が多い | ダンボール | 外圧と装飾への局所的な圧力を抑えやすい |
宅配ビニール袋を使う場合の選び方や閉じ方は「配送用ビニールバッグはそのまま発送できる?梱包方法と注意点」も参考にしてください。
パーカーは圧縮して発送してもいい?
厚手でかさばるパーカーは、商品を傷めない範囲で圧縮するなら選択肢になります。メルカリ公式も、セーターなど厚手のトップスについて、圧縮袋で空気を抜いて厚さを抑える方法を案内しています。
メルカリ公式でもこの点が案内されています。購入者が「通常のたたみ梱包で届く」と思っている状態で強く圧縮すると、認識違いにつながります。
軽く空気を抜く程度なら扱いやすい
防水袋へ入れた状態で、手でゆっくり空気を抜きながら厚みを整える方法なら、パーカー本体へ強い力をかけにくくなります。
強い圧縮を避けたいパーカー
- 大きな立体プリント・ラバープリントがある
- 刺繍・ワッペン・ビーズなど立体装飾がある
- 大きな金属ファスナー・金具が生地へ食い込みやすい
- 形や風合いをできるだけ保ちたい高価な商品
- 小型便へ入れるために極端な圧縮が必要になる
「3cmに入れば安い」という理由だけで、裏起毛や厚手のパーカーを極端に押し潰す必要はありません。無理なら小型箱や60サイズへ切り替えます。
メルカリでパーカーを送る配送方法と送料
パーカーは、「パーカーだから○○便」と決めるのではなく、梱包完成後の厚み・3辺・重量を測って配送方法を選びます。
以下の「薄手・一般的・厚手」という区分は配送会社の公式分類ではなく、梱包辞典で配送方法を考えやすくするための目安です。実際に利用できるかどうかは、完成した荷物が各サービスの規格を満たすかで判断してください。
2026年10月4日時点の主なメルカリ便は次のとおりです。
| 発送方法 | 主なサイズ・重量条件 | 送料 | パーカーでの考え方 |
|---|---|---|---|
| ネコポス | 3辺60cm以内・長辺34cm以内・厚さ3cm以内・1kg以内 | 210円 | かなり薄手で、無理なく規格内に収まる場合 |
| ゆうパケット | 3辺60cm以内・長辺34cm以内・厚さ3cm以内・1kg以内 | 230円 | 薄手で3cm以内に収まる場合 |
| ゆうパケットポスト | 3辺60cm以内・長辺34cm以内・2kg以内・ポスト投函可能 | 215円 | 薄手で、実際のポストへ無理なく投函できる場合 |
| 宅急便コンパクト | 専用BOX 25×20×5cmなど | 450円+専用資材70円 | 小さめ・薄手で専用資材へ余裕を持って収まる場合 |
| ゆうパケットプラス | 専用箱24×17×7cm・2kg以内 | 455円+専用箱65円 | 小さめで7cmの箱へ無理なく収まる場合 |
| 宅急便60 | 3辺60cm以内・2kgまで | 750円 | 一般的なパーカーの有力候補 |
| 宅急便80 | 3辺80cm以内・5kgまで | 850円 | 厚手・裏起毛・大きめサイズ |
| ゆうパック60 | 3辺60cm以内・25kgまで | 750円 | 一般的なパーカーの有力候補 |
| ゆうパック80 | 3辺80cm以内・25kgまで | 870円 | 厚手・裏起毛・大きめサイズ |
ネコポス・ゆうパケットは「3cm以内」が前提
ネコポスとゆうパケットは、どちらも厚さ3cm以内が条件です。薄手のパーカーや子ども用などで、たたんで防水した完成状態が自然に3cm以内へ収まる場合だけ候補にします。
ゆうパケットポストはポスト投函できることが条件
発送用シールを使うゆうパケットポストは、3辺60cm以内・長辺34cm以内・2kg以内に加えて、郵便ポストへ投函できることが必要です。日本郵便とメルカリは、ポストへ投函可能な厚さの目安を3cmと案内しています。投入口の大きさはポストによって異なるため、無理に押し込まないでください。
宅急便コンパクトは箱を膨らませない
宅急便コンパクトは専用資材が必要です。メルカリは、規定サイズを超える場合だけでなく、梱包状態に余裕がない・詰め込みすぎている状態でも超過と判断される場合があると案内しています。
パーカーを力で押し込んで専用BOXのふたを浮かせるより、ゆうパケットプラスや60サイズなど、無理なく閉じられる方法へ切り替えます。
厚手トップスは60・80サイズも最初から候補にする
メルカリ公式の「セーター・厚手のトップス類」では、宅急便60・80サイズと、ゆうパック60・80サイズが推奨されています。裏起毛・ヘビーウェイト・大きめのメンズサイズなどは、送料だけを見て小型便へ寄せず、60〜80サイズを含めて考える方が現実的です。
3辺サイズの測り方は「宅配便サイズの測り方|縦・横・高さの計算と60・80・100早見表」で確認できます。
送料を抑えるなら「無理に潰す」より厚みを整える
- フードを平らにする:丸めた塊を作らない
- 袖口・ファスナーの位置をずらす:厚みを一か所へ集めない
- 防水袋の余分な空気を軽く抜く:強い圧縮をしなくても膨らみを減らせる
- 外装を大きくしすぎない:商品へ合う宅配袋・箱を選ぶ
- 最後に実測する:完成後の条件から最も小さい適合サービスを選ぶ
送料を抑えるポイントは「パーカーを限界まで小さくすること」ではありません。商品状態を保ったまま余分な空気や凸凹を減らし、その完成サイズに合う配送方法を選ぶことです。
パーカーの梱包で避けたいNG例
- 外装の開口部へ強い力がかかった状態で送る:一回り大きい外装へ変更する
発送前チェックリスト
パーカーの梱包でよくある質問
ゆうパケットポストなら3cmを超えても送れますか?
発送用シールを使う場合は「3辺60cm以内・長辺34cm以内・2kg以内・郵便ポストへ投函可能」が条件で、厚さ3cmは投函可能な目安と案内されています。ポストの投入口は場所によって異なるため、厚いパーカーを無理に押し込む使い方は避けてください。
まとめ
パーカーの梱包では、状態確認 → ファスナー・ひもを整える → 袖とフードの厚みを分散してたたむ → 防水 → 必要なら軽く圧縮 → 商品に合う外装へ入れる → 梱包後に実測という順番が基本です。
特に厚手・裏起毛のパーカーは、送料を下げるために3cmへ無理に押し込むより、60〜80サイズを含めて商品状態を保てる配送方法を選ぶ方が安全です。
配送方法を先に決めず、まずきれいに梱包を完成させてください。そのうえで厚み・3辺・重量を測り、規格を満たす中から送料と送りやすさのバランスがよい方法を選びましょう。
参考:メルカリ「セーター・厚手のトップス類」、メルカリ「パーカーの梱包方法」、メルカリ「ネコポス」、メルカリ「ゆうパケット」、メルカリ「ゆうパケットポスト」、メルカリ「宅急便コンパクト」、メルカリ「ゆうパケットプラス」、メルカリ「宅急便」、メルカリ「ゆうパック」、ヤマト運輸「衣類・着物・ドレス(宅急便)の梱包方法」、日本郵便「ゆうパケットポスト」(2026年10月4日確認)


