海外へ送れないもの一覧|食品・化粧品・電池の確認方法

海外へ送れないもの一覧 発送の知識
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「海外にカップ麺は送れる?」「香水やスマホを家族に送りたいけれど大丈夫?」と迷っていませんか。

海外へ送れないものは、品名だけでは決まりません。

①日本からの輸送で危険物に当たるか
②日本郵便・ヤマト・DHL・FedExなど配送会社が受け付けるか
③送り先の国が輸入を認めるか
の3つを別々に確認する必要があります。

まずは下の43品目の早見表で送りたい物を探してください。「国別確認」「条件付き」は発送可能という意味ではありません。確認が必要という表示です。

海外へ送れないもの一覧|43品目から探す

下表は日本郵便の国際郵便を基準に、ヤマト国際宅急便の代表的な違いを補足したもの。DHL・FedExなどの取扱可否を一律に示すものではありません。特に危険物の配送は事前申告・契約・専用梱包が必要になる場合があります。

食品・飲料

品物 判定の目安 確認すること
カップ麺 国別・成分確認 肉エキスなどを含むか。ヤマトは肉エキス入り食品不可
レトルトカレー 国別・成分確認 肉成分の有無。ヤマトは肉製品・肉エキス入り不可
コンソメ・スープの素 国別・成分確認 畜肉由来エキスの有無を確認
ふりかけ 国別・成分確認 肉・魚・卵等の原材料や仕向国規制
お菓子・せんべい 国別・成分確認 乳・肉等の成分、国別食品規制
チョコレート 国別・成分確認 乳成分・温度変化・国別輸入規制
生米 配送会社で違う ヤマト国際宅急便では不可
レトルトご飯 配送会社で違う ヤマトは仕向国の規制がなければ取扱可能な場合あり
味噌・醤油 配送会社で違う ヤマトは加工豆として国別規制がなければ取扱可能
生の肉・野菜・果物 制限が厳しい ヤマト不可。植物・動物検疫や国別禁制品も確認
牛乳・チーズ・粉ミルク 配送会社で違う ヤマトは乳製品を禁制品に指定
日本酒・ビール・ワイン 濃度・会社・国 日本郵便はアルコール濃度24%超が危険物代表例。ヤマトは酒類不可
小麦粉・コーヒー豆 国別・検疫確認 ヤマトは植物防疫法に抵触する可能性のある例

化粧品・日用品

品物 判定の目安 確認すること
香水 国際郵便不可 日本郵便の航空危険物の代表例。船便も不可
マニキュア 国際郵便不可 引火性液体の代表例
除光液 成分・危険物確認 アセトン等の引火性成分に注意
ヘアスプレー・整髪ムース 国際郵便不可の代表例 高圧ガス等。ヤマトでもスプレー・ムース不可
日焼け止め 成分確認 日本郵便はアルコール濃度24%超を禁止例に掲載
化粧水・ヘアトニック 成分確認 アルコール濃度、可燃性、仕向国規制
乳液・ハンドクリーム 成分・国別確認 化粧品だから一律可とは言えない
シャンプー・洗剤 成分・会社確認 液体の漏れ対策だけでなく危険物該当性
漂白剤・過酸化剤 国際郵便不可の代表例 酸化性・腐食性危険物になり得る
塗料・接着剤・インク 危険物確認 引火性の有無やSDS。ヤマトでは禁制品例
殺虫剤・農薬 危険物確認 毒物・高圧ガス等の規制

電子機器・電池

品物 判定の目安 確認すること
モバイルバッテリー 国際郵便不可 予備・単体のリチウム電池は差出不可
スマートフォン 条件付き 日本郵便は内蔵電池・数量・容量・国別条件。ヤマトは電池使用品に制限
ノートパソコン・タブレット 条件付き 電池の取り付け状態・容量・送り先国を確認
ゲーム機・ワイヤレスイヤホン 条件付き 充電池の構造・内蔵状態を確認
デジタルカメラ 条件付き 取り付け電池と予備バッテリーを区別
予備リチウム電池 国際郵便不可 機器から外して同梱する方式も不可
乾電池・ボタン電池 種類・会社確認 電池の化学系や機器内蔵条件による
電子タバコ 国際郵便不可 日本郵便・ヤマトとも禁制品の代表例
磁石・磁気製品 磁力・会社確認 磁性物質の航空危険物該当性を確認

医薬品・その他

品物 判定の目安 確認すること
風邪薬・処方薬・漢方薬 国別・会社確認 ヤマトは医薬品等を禁制品に指定
サプリメント・ビタミン剤 国別・会社確認 ヤマトは健康食品を禁制品に指定
コンタクトレンズ・眼鏡 配送会社で違う ヤマト国際宅急便では医療器具関連として不可
使い捨てカイロ 製品ごとに異なる 日本郵便の郵送可能な販売事業者一覧を確認
植物・切り花・種子・土 国別・検疫確認 ヤマトでは植物・種子・土を禁制品に指定
現金・貴金属・宝石 高い制限 郵便種別・保険・国別条件。ヤマトは禁制品
ライター・マッチ・花火 国際郵便不可 引火性・火薬類の代表例
炭・ドライアイス 国際郵便不可の代表例 危険物に分類される
パスポート・免許証 配送会社で違う ヤマトでは再発行困難なものとして禁制品
刃物・模造刀 国別・会社確認 刀剣類に関する航空・税関規制。ヤマトは模造品も禁制品

スマホで読む場合は、まず品物名を見つけてから各カテゴリーの説明へ進んでください。「日本郵便では条件付き」「ヤマトでは不可」という品目があるため、会社を替えれば自動的に送れるわけではありません。

食品・お菓子・米は国別規制を確認する

カップ麺・レトルトカレー・コンソメ・ふりかけなどは、肉エキスや原材料によって判断が変わることがあります。日本郵便も、肉類が禁制品の国へ送る場合の例としてカップ麺・カレー・コンソメを紹介しています。

ヤマト国際宅急便では、生米・肉エキス入り食品・乳製品・酒類などを禁制品に指定。一方、レトルト米や味噌・醤油は、宛先国の規制がなければ取扱可能な場合があると案内しています。「お菓子なら何でも送れる」「常温なら大丈夫」とは判断しないでください。

米・食品は相手国の食品輸入規制や検疫が絡むため、商品裏面の原材料名・製造国・商品形態を控え、日本郵便の国別条件表と相手国当局で確認する必要があります。食品の梱包・申告まで含む詳しい方法は別の食品専門記事で扱います。

香水・化粧品・液体は成分で判断する

日本郵便では香水、マニキュア、スプレー缶などを航空危険物の代表例としています。日焼け止めやヘアトニックはアルコール濃度24%超を禁止例として掲げています。液体だからすべて不可というわけではなく、品物の成分・濃度・性質が重要です。

化粧水・ハンドクリーム・シャンプーなどは、商品名だけで可否を断定できません。製品の表示やメーカーのSDS(安全データシート)などで、引火性・腐食性等に当たるか確認しましょう。FedExも危険物か不明な場合は製造元・供給元にSDSを問い合わせるよう案内しています。

香水は少量なら可、船便なら可、と自己判断しないこと。詳しい危険物の分類は日本郵便の禁制品一覧で確認してください。

スマホ・電池は取り付け状態が重要

日本郵便では、リチウム電池を機器に取り付けた状態で、容量・数量・宛先国などの条件を満たせば、スマホ・パソコン・デジタルカメラ等を国際郵便で送れる場合があります。

一方、モバイルバッテリーなどのリチウム電池単体や、機器から外した予備のリチウム電池を同梱する方法は不可。対象となる条件の例として、郵便物1個につきリチウム単電池4個以下、または組電池2個以下などの数量制限があります。容量・電池種類・国別条件も必ず確認してください。

ヤマト国際宅急便はリチウム電池使用製品に別の制限があり、取り外せる機器についても所定の条件があります。国内宅急便で送れたスマホを、そのままヤマトの国際宅急便で送れるとは限りません。

海外発送の電池3パターン

薬・カイロ・植物も一律には決められない

風邪薬・処方薬・漢方薬・サプリメントには、配送会社の受託制限と相手国の医薬品規制があります。ヤマト国際宅急便は医薬品・医薬部外品・サプリメント等を禁制品としているため、別の配送会社や国際郵便でも同じ扱いとは限らない点に注意してください。

使い捨てカイロも「絶対に送れない」とは断定できません。日本郵便は国際郵便で郵送可能なカイロの販売事業者一覧を公開しています。品名・販売元を照合し、実際に対象となる製品・宛先国の条件を確認します。ヤマトではカイロは禁制品の例です。

植物・種子・土・切り花は、相手国の植物検疫や輸入規制に加え、ヤマトが禁制品としている品目があります。アクセサリーや貴金属、現金なども、配送サービス・保険・国別条件で取り扱いが大きく異なります。

航空便で送れないものは船便なら大丈夫?

日本郵便では、航空危険物に該当するものは船便扱いでも送れません。 船で運ぶから香水・マニキュア・スプレー・モバイルバッテリーを送れる、という判断は誤りです。日本郵便は航空危険物について、郵便物の種類と輸送手段に関わらず引受不可と明記しています。

反対に、航空危険物には該当しないが、相手国の規制や郵便種別の制限で送れない品物もあります。船便の方が条件が緩いとは限りません。電池を組み込んだ機器についても、船便特有の宛先国条件があります。

送れるか分からないときの確認順

  1. 商品を特定:品名・メーカー・型番・成分・電池の種類と容量・数量を確認する。
  2. 配送会社の共通禁制品:日本郵便、ヤマト、FedEx危険物案内など、利用する会社の規定を調べる。
  3. 送り先国の規制:日本郵便の国別条件表と、相手国税関・検疫当局の最新情報を確認する。
  4. サービスごとの受託可否:EMS・国際小包・DHL・FedEx・ヤマトなど、実際に利用するサービスで最終確認する。
  5. 正確に申告:「食品」「雑貨」などの総称で済ませず、内容品を具体的に記載する。禁制品を隠して送らない。

日本郵便も、国別条件表は相手国からの情報提供の遅れで最新内容を反映しきれない場合があり、差出後の返送・没収が起こり得ると案内しています。不明な場合はメーカーや配送会社、相手国当局に確認してから梱包してください。

海外へ送れるかを調べる5ステップ

送れると分かったら発送方法を選ぶ

送付可能な品物と確認できた後は、送り先・重量・追跡・補償で配送サービスを選びます。比較するなら海外に荷物を送る方法|郵便局・宅配便の選び方と注意点、サービスを決めたらEMSの梱包方法・国際小包の送り方・ヤマト国際宅急便の送り方で詳しい準備を確認してください。

まとめ|品物・配送会社・送り先国の3点で判断

海外へ荷物を送る前に、品物自体の危険性、配送会社が受け付けるか、相手国が輸入を認めるかを順番に確認しましょう。特に食品の成分、化粧品のアルコール、電池の取り付け状態は、同じカテゴリーでも判断が変わります。

一覧にない品物や「条件付き」とした品物は、送れると決めつけず、公式案内を照合してから発送してください。

公式情報(2026年10月19日確認):日本郵便・国際郵便で送れないもの/日本郵便・国別条件表/日本郵便・郵送可能なカイロ/ヤマト・国際宅急便で送れないもの/FedEx・危険物/FedEx・禁止品目。