海外へ荷物を送る料金比較|安い送り方と送料の調べ方

海外へ荷物を送る 料金比較 発送の知識
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海外へ荷物を送る料金は、宛先の国、梱包後の重さとサイズ、追跡・補償、配送の速さで変わります。「海外発送は船便が最安」とは限りません。日本郵便の2026年10月時点の料金では、韓国など第1地帯に送る1kgの荷物は小形包装物の航空便1,250円、国際小包の船便1,800円。一方、2kgなら小形包装物の航空便2,250円に対して国際小包の船便2,200円と、順序が逆転します。

この記事では日本郵便の1kg・2kgの実際の料金を同条件で比較し、ヤマト・DHL・FedExを含む公式見積もりの調べ方、送料を抑える梱包、追加料金の確認方法まで説明します。海外発送の全体手順やラベル作成から知りたい場合は海外に荷物を送る方法を参照してください。

海外へ荷物を送る料金は4つの条件で変わる

  1. 送り先の国・地域:日本郵便は複数の地帯で料金が変わります。中国・韓国・台湾は第1地帯ですが、香港・マカオは第2地帯です。同じ「アジア」でひとくくりにしません。
  2. 梱包を終えた重量:商品だけではなく、外箱・緩衝材・袋・テープを含めて測ります。例えば1kgを少し超えると次の料金区分になる方法があります。
  3. 箱の外寸:縦・横・高さがサービスの規格内か確認します。国際宅配便では容積重量の影響も重要です。
  4. 速さ・追跡・補償:追跡なしの小形包装物、追跡付き国際エアパケット、EMSや国際小包では扱いが異なります。

比較前に、梱包後の縦・横・高さ(cm)と重量(g・kg)、送り先の国、希望日数をメモしてください。各社の見積もりに同じ値を使えば、条件をそろえて比較できます。

料金が分かってもその国へ送れるとは限りません。日本郵便の国・地域別差出可否で、発送方法ごとの引受状況と禁制品も確認します。

海外発送の送料をサービス別に比較する

主なサービス 料金を決める要素 選ぶ場面 主な注意
小形包装物・航空便 宛先の地帯・重量 小さく軽い荷物、追跡不要 2kg以内、規定外寸不可。原則追跡なし
国際エアパケット 宛先の地帯・重量 2kgまでで追跡したい荷物 国際特定記録料込み。補償条件を別途確認
国際小包・船便/航空便 宛先の地帯・重量・輸送方法 大きめの箱、船便も比較したい 船便は日数が長く、国により取扱不可
EMS 宛先の地帯・重量 速さと追跡を重視 配達日保証ではない。重量区分に注意
ヤマト国際宅急便 国別のゾーン、外寸と重量 個人取扱対象国・荷物 個人利用不可の国や品目があり、関税等諸費用も別
DHL Express・FedEx 宛先・実重量・容積重量・サービス・追加料金 速達・集荷等を比較したい 燃料、遠隔地、規定外梱包などで見積額が変動

「国際小包」とヤマトの「国際宅急便」は別サービス。2026年10月時点では国際郵便のSAL(エコノミー航空)便が引受停止中なので、古い料金表に掲載されていてもそのまま比較対象に入れません。

EMSの準備と詳しい条件はEMSの梱包方法と送り方、航空便と船便の条件は国際小包の送り方・料金・梱包方法にまとめています。

1kg・2kgならどの海外発送方法が安い?

日本郵便の公式料金表から、第1地帯(中国・韓国・台湾)に梱包後1kgまたは2kgちょうどで送る場合を比較します。各方法で規格内に収まり、当該国で引受可能な品物であることが前提です。

方法 1kgまで 2kgまで 追跡
小形包装物・航空便 1,250円 2,250円 標準ではなし
国際エアパケット 1,620円 2,620円 あり
国際小包・船便 1,800円 2,200円 あり
国際小包・航空便 2,050円 2,750円 あり
EMS 2,200円 3,400円 あり

2026年10月25日確認の日本郵便公式運賃。国際エアパケットは国際特定記録料込み。梱包資材代・関税・税金・追加サービスは含みません。出典:小形包装物、エアパケット、国際小包、EMS。

1kgで安さ優先なら小形包装物の航空便1,250円。ただし追跡が必要なら国際エアパケット1,620円などが候補。国際小包の船便1,800円より航空便の小形包装物が安い例です。

2kgでは国際小包の船便2,200円が、小形包装物の航空便2,250円より50円安い。ただし船便は到着まで長い期間を要するため、この差額で遅延リスクを許容するか、受取人と相談する価値があります。

この表は他の国への送料を示していません。米国や欧州などでは料金地帯・引受条件が異なります。国際宅配便の料金も同じ国・箱サイズを入力した見積もりがなければ、正しい金額比較にはなりません。

海外発送荷物 重量による料金差

海外へ荷物を安く送る5つの実用策

  1. 2kg以内なら小形包装物とエアパケットも調べる。EMS・国際小包だけで料金比較を終えず、荷物の外寸や追跡条件に合う軽量向けサービスを確認する。
  2. 追跡・速さを必要な範囲に絞る。急ぎでなければEMS以外を検討。ただし高価な物や紛失時に困る物を追跡なしで送ることには慎重になる。
  3. 安全な緩衝を維持して外箱を適正サイズにする。箱の余剰空間と不要な資材を減らす。小さくしようとして緩衝材を抜き、破損しやすくするのは避ける。
  4. 同じ荷物の数値で複数社の公式料金を調べる。日本郵便・ヤマト・DHL・FedExの宛先、外寸、重量、出荷日をそろえる。個人向けの利用制限にも注意。
  5. 追加費用込みの予算を確認する。関税・輸入税、通関手数料、燃料・遠隔地料金、追加梱包費用、任意補償などを見落とさない。

「申告価格をわざと低く書く」「中身を雑貨とだけ書く」は節約策ではありません。通関での返送やトラブルにつながります。発送方法を比べる前に海外へ送れないもの一覧と確認方法で品目・国別条件を調べてください。

各社の公式サイトで海外送料を調べる方法

スマホでも調べられますが、「宛先」「梱包後の外寸」「実重量」「内容物・価額」「発送日」の条件を統一してください。

会社 公式料金確認先 入力・照合のポイント
日本郵便 国際郵便料金・日数の計算 宛先国、送るもの、重量を指定。引受可否も必ず別途確認する
ヤマト運輸 国際宅急便の料金・国別ガイド 宛先国、外寸・重量の区分、個人利用可能かを確認。関税等諸費用は別
DHL DHL公式無料見積もり 発送元・宛先、外寸・重量、サービス。燃料・遠隔地等の追加料金を確認
FedEx FedEx公式の見積もり方法 出荷元・宛先、種類と個数、重量・外寸、発送日を指定

日本郵便の計算結果は送達日数の保証ではありません。国ごとの引受停止や航空便の遅延、通関日数が影響します。公式の国・地域別差出可否を料金とセットで確認します。

ヤマト国際宅急便はヤマトで海外に荷物を送る方法、DHLとFedExで追加料金の原因になる外装・寸法についてはDHLの梱包方法、FedExの梱包方法も参考にしてください。

海外送料を比べる手順

安い送料だけで決めないための注意点

軽くても大きい箱には容積重量がある

FedExは、箱の縦・横・高さ(cm)を掛け、5,000で割って容積重量を求める方法を公式に案内しています。たとえば40×30×25cmの箱は、40×30×25÷5,000=6kg。中身が1kgであっても、外寸から計算する重量が6kg相当です。請求に使う重さや端数処理は各サービスの規定に従います。

DHLも実重量と容積重量の重い方を運賃計算に使います。軽い品物でも箱を大きくしすぎると運賃が高くなる可能性があります。計算式の根拠はFedEx公式の容積重量解説を確認してください。

関税・輸入税・手数料も総支払額に影響する

贈り物でも、宛先国の制度・品物・申告価額によって税金がかかることがあります。DHL・FedEx・ヤマトでは通関立替費用、遠隔地配達、規定外荷姿、禁制品対応などの追加請求があり得ます。基本運賃と、受取人も含めた総支払額を混同しないようにしましょう。誰が負担するかも発送前に確認します。2026年11月1日改正後の日本郵便のスウェーデン宛て条件表では、150ユーロ未満のBtoC(ネット販売)郵便物にも、付加価値税(VAT)に加え、内容品ごとの関税3ユーロとユニオンハンドリングフィー2ユーロが示されています。これは国別条件の一例で、個人間の贈答品と販売品の扱いは異なり、正式な税額は宛先国の税関が判断します。IOSS利用時の事前支払い条件や、ドイツ宛て少額BtoCの輸入制限も含め、宛先国の最新条件表を送料と併せて確認してください(この条件の確認日:2026年11月1日)。

引受できない国や品物は選択肢から外す

食品・液体・電池・医薬品などは配送会社と仕向国の両方の制限を受けます。最安料金が表示されても送れない場合があるため、見積もりの前後で必ず引受条件を照合します。

2027年2月の国際郵便料金改定に注意

日本郵便は2026年10月9日、2027年2月1日からの国際郵便料金改定を発表しました。EMS・国際小包・小形包装物・国際エアパケットなどが対象で、EMSは6kg以下の重量区分を1kg刻みに変更する予定です。

このため、前述の1kg・2kg表は2026年10月25日時点の現行料金です。2027年2月1日以降に発送する場合、日本郵便公式・新料金表(2027年2月1日〜)で再計算する必要があります。重量区分や特別追加料金の扱いも変わるため、単純な値上げ率だけで新料金を推測しないでください。

海外へ荷物を安く送るときは、①国を決める → ②梱包後に測る → ③必要な追跡・速さを決める → ④同条件で公式料金を比較 → ⑤追加費用を確認という順で判断するのが実用的です。

主な公式情報・確認日

情報確認日:2026年10月25日。例示した日本郵便料金は2027年2月改定前のものです。料金、引受可否、追跡・補償、追加費用、日数は変更される場合があります。実際の発送では、発送日時点の運送会社公式情報と受取国の規制を優先してください。