定形外郵便の梱包方法|規格内・規格外のサイズと送り方

定形外郵便の梱包方法 発送の知識

定形外郵便は、定形郵便のサイズ・重量を超える郵便物を送る方法です。

小物や厚みのある物も送れますが、「規格内」と「規格外」でサイズ・重量・料金が大きく変わるため、梱包前にどちらへ収めるか確認しておくことが重要です。

封筒だけでなく、条件に収まれば小型ダンボールなども使えます。一方、通常の定形外郵便には追跡・損害賠償がないため、高価な物や壊れやすい物では発送方法自体を見直す必要があります。

この記事でわかること

  • 定形外郵便の規格内・規格外の違い
  • 現在のサイズ・重量・料金
  • 封筒・箱の使い分け
  • 小物を安全に送る梱包手順
  • クリックポスト・ゆうパケットとの使い分け

定形外郵便は「規格内」と「規格外」に分かれる

規格内 規格外
長辺 34cm以内 60cm以内
短辺 25cm以内 3辺合計90cm以内
厚さ 3cm以内 3辺合計90cm以内
最大重量 1kg以内 4kg以内

規格内は、長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・1kg以内。これを超えると規格外となり、規格外は長辺60cm以内かつ3辺合計90cm以内、4kgまでです。

定形外郵便の料金

重量 規格内 規格外
50g以内 140円 260円
100g以内 180円 290円
150g以内 270円 390円
250g以内 320円 450円
500g以内 510円 660円
1kg以内 750円 920円
2kg以内 取扱なし 1,350円
4kg以内 取扱なし 1,750円

料金は距離ではなく重量で決まります。梱包材・外装を含めた完成重量で判定されるため、特に料金境界付近では梱包後に量り直してください。

定形外郵便は封筒でも箱でも送れる

外装 向いている荷物
封筒 紙類・衣類・薄い小物
クッション封筒 アクセサリー・CD・小物
厚紙封筒 写真・カード・クリアファイル
小型ダンボール 形を保ちたい物・厚みのある物

外装は、サイズ条件だけでなく中身を保護できる強度が必要です。規格外なら何でも入るわけではなく、長辺60cm・3辺合計90cm・4kg以内に収めます。

定形外郵便の基本的な梱包手順

定形外郵便の梱包手順

1.商品を保護する

カード・紙類は折れ、小物は擦れ・衝撃、衣類は水濡れなど、商品ごとの弱点を保護します。

2.必要な物は防水する

OPP袋やポリ袋で水濡れを防ぎます。外封筒だけを防水と考えず、中身側でも対策します。

3.厚紙・プチプチなどを必要な分だけ使う

折れや割れを防ぐため補強します。ただし規格内を狙う場合、梱包材を追加して厚さ3cmを超えると規格外料金になります。

4.封筒・箱へ入れて確実に閉じる

外装の中で商品が大きく動かないようにし、封筒の口や箱のふたを確実に閉じます。

5.サイズと重量を確認する

規格内か規格外か、完成した荷物で測ります。厚さ3cmや重量の境界を超えると料金が変わるため注意します。

6.宛名と必要な料金を確認して差し出す

宛先・差出人を見やすく記載し、重量に応じた料金分の切手を貼るか、郵便局窓口で料金を確認して差し出します。

定形外郵便は追跡・補償が標準では付かない

通常の定形外郵便には、追跡サービスも損害賠償も標準では付いていません。

高価な商品や壊れやすい商品では、安さだけで定形外郵便を選ばず、書留等のオプションや、追跡・補償のある別サービスを検討してください。

規格内ならクリックポスト・ゆうパケットとも比較する

長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・1kg以内の荷物は、クリックポストやゆうパケットの条件とも近いため、料金・追跡の有無・発送手順を比較する価値があります。

定形外(規格内) クリックポスト ゆうパケット
料金 重量制140円〜 全国一律185円 厚さ別250〜360円
追跡 なし あり あり
損害賠償 なし なし なし
事前登録 不要 アカウント・決済が必要 不要

詳しくは「クリックポストの梱包方法」「ゆうパケットの梱包方法」も参考にしてください。

定形外郵便梱包のNG例

  • 商品単体の重さだけで料金を決める
  • 規格内を狙って保護材を減らしすぎる
  • 紙類を防水せず送る
  • 封筒の中で商品が大きく動く
  • 高価な商品を追跡・補償なしで安易に送る
  • 3cmを超えたのに規格内料金で出そうとする

まとめ

定形外郵便では、まず規格内・規格外のどちらになるか確認し、商品を保護・防水してから、完成状態でサイズと重量を測ることが重要です。

規格内は34×25×3cm・1kgまで、規格外は長辺60cm・3辺合計90cm・4kgまで。通常は追跡・損害賠償がないため、荷物の価値や壊れやすさも含めてクリックポスト・ゆうパケット・ゆうパックなどと使い分けましょう。

参考:日本郵便「第一種郵便物 手紙・封書」、日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」、日本郵便「主な郵便・荷物サービス比較表」(2026年9月19日確認)