ゆうパケットは、本・CD・衣類・トレカなど、薄くて小さい荷物を送るときに使いやすい日本郵便の配送サービスです。
通常のゆうパケットは、3辺合計60cm以下、長辺34cm以下、厚さ3cm以下、重さ1kgまで。
厚さによって運賃が変わるため、梱包では「壊さない」だけでなく「厚くしすぎない」ことも重要です。
この記事でわかること
- ゆうパケットのサイズ・重量・料金
- 封筒と小箱の使い分け
- 本・衣類・トレカなどの梱包ポイント
- 厚さ3cmを超えないための考え方
- ゆうパケットポストとの違い
- ゆうパックへ切り替える目安
ゆうパケットのサイズ・重量・料金
日本郵便の通常ゆうパケットは、次の条件です。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 3辺合計 | 60cm以下 |
| 長辺 | 34cm以下 |
| 厚さ | 3cm以下 |
| 重量 | 1kg以下 |
| 厚さ | 運賃 |
|---|---|
| 1cm以内 | 250円 |
| 2cm以内 | 310円 |
| 3cm以内 | 360円 |
専用あて名シールを使い、郵便局窓口または郵便ポストから差し出せます。追跡サービスはありますが、通常ゆうパケットには損害賠償がありません。
ゆうパケットは封筒・小箱を荷物に合わせて選ぶ
通常のゆうパケットは「専用箱へ入れること」が条件のサービスではありません。サイズ・重量条件を満たし、輸送に適した外装を使います。
| 外装 | 向いている荷物 |
|---|---|
| 封筒 | 衣類、薄い本、紙類など |
| 厚紙封筒 | 写真、カード、クリアファイルなど折れを避けたい物 |
| クッション封筒 | CD、アクセサリー、小物など |
| 薄型ダンボール | 形を保ちたい物、複数の商品 |
どの外装でも、梱包後の厚さが3cmを超えると通常のゆうパケット条件から外れます。
ゆうパケットの基本的な梱包手順

1.商品を種類に合わせて保護する
衣類ならたたんで袋へ、本・カード類なら折れ対策、小物なら擦れ・衝撃対策をします。
2.水濡れ対策をする
紙・布・電子小物などは、OPP袋やポリ袋へ入れてから外装へ入れます。外封筒そのものが濡れる可能性を考え、商品側で防水しておくと安心です。
3.必要なら厚紙・プチプチで補強する
カード、写真、クリアファイルなどは厚紙で曲げを防ぎます。CDや小物は必要に応じてプチプチで包みます。
ただし、緩衝材を増やすほど厚さも増えるため、3cm制限とのバランスを見ます。
4.封筒または薄型箱へ入れる
中身が外装の中で大きく移動しないサイズを選びます。封筒へ入れる場合は、口を梱包用テープなどで確実に閉じます。
5.梱包後のサイズ・重量を確認する
厚さだけでなく、3辺合計60cm以下・長辺34cm以下・1kg以下も確認します。
商品だけではなく、外装と緩衝材を含めた完成状態で測ります。
6.あて名シールを貼る
郵便局で受け取れる専用あて名シールへ必要事項を記入し、荷物の見やすい位置へ貼ります。
外装には「ゆうパケット」または相当する表示が必要です。
荷物別の梱包ポイント
本・雑誌
OPP袋などで防水し、角折れが気になる場合は厚紙で補強します。1冊でも厚い本は、梱包後3cmを超えないか確認してください。
衣類
小さくたたみ、防水袋へ入れます。厚手の服を無理に圧縮すると3cmに収まっても受取時のシワ・型崩れにつながるため、無理にゆうパケットへ合わせない方がよい場合があります。
トレカ・写真・クリアファイル
防水に加えて折れ対策をします。厚紙は商品より一回り大きくし、端が露出しないようにします。
CD・DVD
ケース割れを防ぐため、薄い緩衝材やクッション封筒を使います。厚みが増えやすいため、梱包後の計測が重要です。
ゆうパケットで送るのを避けたいもの
日本郵便の利用案内では、ガラス・瀬戸物などの割れ物、精密機械などの壊れ物、生もの・生き物、代替品を入手しにくい芸術作品などは、ゆうパケットでの送付を控えるよう案内しています。
また、信書、現金・貴金属などの貴重品、爆発物・毒劇物などの危険物は送れません。
「ゆうパケット」と「ゆうパケットポスト」は別のサービス
名前が似ていますが、通常のゆうパケットと、フリマアプリ等で使われる「ゆうパケットポスト」は条件が異なります。
- 通常ゆうパケット:3辺合計60cm以下、長辺34cm以下、厚さ3cm以下、1kgまで
- ゆうパケットポスト:対応アプリ・サイトから利用し、発送用シールまたは専用箱を使用。重さ2kg以下
- ゆうパケットポストmini:専用封筒を使用。重さ2kg以下
「メルカリでポスト投函したい」という目的なら、利用しているフリマサービス側の案内も確認してください。
3cmを超えたら無理に押し込まない
梱包後3cmを超える荷物を、強く押さえたり外装を変形させたりして無理にゆうパケットへ合わせるのは避けます。
厚みがある場合は、利用条件に合う別サービスへ変更します。箱物や壊れ物、大きい荷物なら「ゆうパックの梱包方法」も参考にしてください。
ゆうパケット梱包のNG例
- 梱包前の商品だけを測り、完成後の厚さを確認しない
- 厚さ3cmを超えた荷物を無理に押しつぶす
- 本や紙類を防水せず封筒へ直接入れる
- トレカや写真を折れ対策なしで送る
- 封筒の中で商品が大きく動く
- 壊れやすい精密機器を損害賠償なしのサービスで安易に送る
- 通常ゆうパケットとゆうパケットポストの条件を混同する
発送前チェックリスト
まとめ
ゆうパケットの梱包では、商品を保護する → 防水する → 必要な折れ・衝撃対策をする → 封筒や薄型箱へ入れる → 完成後に3cm・1kgなどの条件を確認するのが基本です。
薄い小型荷物には便利ですが、壊れ物や高価な商品を無理にゆうパケットへ合わせる必要はありません。
荷物の性質と梱包後サイズを見て、ゆうパックなど別の発送方法と使い分けましょう。
参考:日本郵便「ゆうパケット」、日本郵便「ゆうパック・ゆうパケット・ゆうメールご利用案内」、日本郵便「ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストmini」(2026年9月19日確認)


