アイシャドウを送るときは、外から見れば小さくて丈夫そうでも、配送中の振動や落下でプレストパウダーが割れる・粉が飛ぶ・コンパクトや鏡が欠けることがあります。
基本は、ふたが開かない状態を作り、緩衝材で本体を包み、防水用の袋へ入れたうえで、クッション封筒または小型ダンボールへ収めることです。
特にパレット型や高価なアイシャドウは、小箱の中で動かないよう固定すると安心です。
この記事でわかること
- アイシャドウ発送で起こりやすい破損
- プレストパウダー・パレットの梱包手順
- クッション封筒と小型ダンボールの使い分け
- クリーム・液状タイプを送るときの注意
- 品名の書き方と配送条件の確認ポイント
アイシャドウは「割れ・開封・液漏れ」を分けて考える
- 粉割れ:プレストパウダーが衝撃で砕ける
- ケース破損:ふた・ヒンジ・鏡・透明カバーが割れる
- 中身の漏れ:クリームや液状タイプが容器から漏れる
- 水濡れ:外装が濡れ、紙箱やラベルが傷む
メルカリ公式のコスメ梱包ガイドでも、化粧品は緩衝材で包み、ビニール袋へ入れ、クッション封筒や小型ダンボールへ収める流れを案内しています。
アイシャドウ発送に必要な資材
| 資材 | 用途 |
|---|---|
| OPP袋・チャック付き袋 | 水濡れ・粉飛び・液漏れの二次被害を抑える |
| プチプチなどの緩衝材 | ケースと中身への衝撃をやわらげる |
| 小さな紙・薄い緩衝材 | 付属チップや小物を本体へ当てないよう分ける |
| クッション封筒 | 丈夫な単色コンパクトなど少量品の外装候補 |
| 小型ダンボール | パレット・鏡付き・高価な商品を箱内固定する |
| 梱包用テープ | 袋・緩衝材・外装を閉じる |
プチプチの包み方は「プチプチの梱包方法」、小箱の固定は「梱包の隙間の埋め方」も参考にしてください。
プレストパウダー・パレットの基本梱包手順

1.ケースと中身の状態を確認する
粉面の割れ、ふた・ヒンジのゆるみ、鏡のヒビ、外箱のつぶれを確認します。
中古品やフリマ発送では、梱包前の状態が分かる写真を残しておくと確認しやすくなります。
2.ふたを完全に閉じ、付属品が動かない状態にする
コンパクトのふたを正しく閉じます。ブラシやチップが別室に入る仕様なら、所定の位置へ収めます。
ケース内で付属品が粉面へ直接ぶつかる場合は、商品仕様を壊さない範囲で小袋などに分けます。
3.ケース全体をプチプチで包む
ケースの表・裏・四辺を覆うように緩衝材で包み、テープはプチプチ同士を留めます。
角やヒンジ、鏡付きのパレットは衝撃が集中しやすいため、外装の中で直接壁へ当たらない厚みにします。
4.OPP袋・チャック付き袋へ入れる
緩衝した商品を袋へ入れ、開口部を閉じます。プレストパウダーが万一割れた場合の粉飛びや、外装の水濡れから商品を守る二重対策になります。
防水については「防水梱包のやり方」も参考になります。
5.パレット型・鏡付きは小型ダンボールへ入れる
大型パレット、鏡付き、高価な商品、複数個セットは、クッション封筒だけより小型ダンボールの方が外圧を受けにくくなります。
箱の中央付近へ置き、底・側面・上部に必要な緩衝材を入れます。
6.箱を軽く動かして、中身が動かないか確認する
箱をそっと傾け、商品が端から端へ移動しないことを確認します。緩衝材を強く押し込みすぎるとケースや鏡へ常時圧力がかかるため、「押しつぶす」のではなく「移動を止める」程度に調整します。
クッション封筒と小型ダンボールの使い分け
| 商品 | 外装の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 小型・単色コンパクト | 十分に緩衝したうえでクッション封筒も候補 | 小さく厚みが少ない |
| 4色以上のパレット | 小型ダンボール | 面積が広く、ケースや粉面へ曲げ・衝撃が伝わりやすい |
| 鏡付きパレット | 小型ダンボール | 鏡・ヒンジ・ケースを外圧から守りやすい |
| 複数個セット | 小型ダンボール | 商品同士の接触と箱内移動を防ぎやすい |
| 外箱付き・限定品 | 外箱ごと防水し小型ダンボール | 化粧箱の角潰れ・擦れも守る必要がある |
クリーム・液状タイプは「漏れ対策」を追加する
クリームシャドウ、リキッドアイシャドウ、チューブ・ボトル型は、粉割れより液漏れ対策が重要になります。
- キャップ・ふたが正しく閉まっているか確認する
- 容器を1本ずつ袋へ入れる
- 複数本を裸でぶつけ合わせない
- 袋の中で漏れても外箱へ広がりにくい状態にする
- 成分や容器形式によって配送条件が変わる場合は、配送会社へ確認する
化粧品は商品ごとに成分が異なります。アルコールや可燃性成分、高圧ガスを含む商品は取扱条件が変わることがあるため、アイシャドウ以外の化粧品を同梱する場合も個別に確認してください。
送り状の品名は「アイシャドウ」と具体的に書く
日本郵便の航空危険物等品名検索には「アイメイク/アイシャドー」自体が掲載されており、ゆうパックやレターパック等の品名欄には、内容品が分かるよう具体的な品名を書くよう案内されています。
「化粧品」「雑貨」だけでなく、「アイシャドウ」「アイシャドウ(粉状)」など、中身が判別できる書き方をすると確認しやすくなります。送り状の考え方は「送り状の品名の書き方」も参考にしてください。
メルカリで送る場合も「必要な保護をした完成サイズ」で選ぶ
メルカリ公式は、小さなコスメではクッション封筒、外箱付き・セット品では小型ダンボールを案内しています。薄さだけを優先して緩衝材を減らすのではなく、商品を守れる梱包を完成させてから発送方法を選びます。
メルカリ全体の梱包の考え方は「メルカリの梱包方法」も確認してください。
アイシャドウ梱包のNG例
- コンパクトを裸のまま紙封筒へ入れる
- 粉面や商品本体へテープを直接貼る
- 鏡付きパレットをクッションなしで送る
- 複数のケースを裸で重ねる
- 大きな箱の中で商品が動く状態にする
- 液状タイプを袋に入れず発送する
- 品名を「雑貨」だけにして内容物が分かりにくい状態にする
発送前チェックリスト
アイシャドウの発送でよくある質問
アイシャドウはクッション封筒だけで送れますか?
小型で丈夫なコンパクトなら、商品を十分に緩衝したうえでクッション封筒を使う方法があります。
ただし、大型パレット・鏡付き・高価な商品・限定外箱を守りたい場合は、小型ダンボールの方が外圧を受けにくくなります。
粉が割れないように、ケースの中へティッシュを入れた方がいいですか?
商品によって粉面・ミラー・ケース構造が違うため、内部へ紙や綿を押し込む方法を一律にはおすすめしません。
商品そのものを改変するより、ケース外側の緩衝と箱内固定を優先してください。
品名は「化粧品」でいいですか?
配送会社が内容物を判断しやすいよう、「アイシャドウ」など具体的な品名を書く方が適切です。日本郵便も内容品が確認できる具体的な記載を案内しています。
まとめ
アイシャドウを発送するときは、ふたを閉じる → 本体を緩衝する → 袋で防水・粉飛び対策をする → 必要なら小型ダンボールへ固定するのが基本です。
特にパレット型・鏡付き・高価な商品は、薄さより外圧への強さを優先します。クリーム・液状タイプや他の化粧品を同梱する場合は、成分と配送条件も発送前に確認してください。
参考:メルカリ「コスメ・化粧品類」、日本郵便「航空危険物等品名検索:アイメイク/アイシャドー等」、日本郵便「航空危険物等品名検索」(2026年9月20日確認)


