海外に荷物を送る方法|郵便局・宅配便の選び方と注意点

海外に荷物を送る方法 発送の知識
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海外に住む家族や友人へ荷物を送りたい。でも「郵便局と宅配便のどちらがいい?」「安い方法でも届く?」「プレゼントなのに相手に税金がかかる?」と迷いますよね。

海外発送は、最初に「何を優先したいか」を決めると選びやすくなります。 早さならEMSや国際宅配便、小さく軽い荷物なら小形包装物や国際エアパケット、急がない荷物なら国際小包の船便などが比較候補です。ただし、利用可能な国・内容品・重量・追跡・補償はサービスごとに異なります。

この記事は送り方を決めるための案内です。個別の梱包工程やラベル作成は繰り返さず、方法が決まったら専門記事と公式の手順へ進めるよう整理しました。

発送方法を選ぶ前に、品目別の確認ポイントを「海外へ送れないもの一覧」で確認してください。配送会社ごとの引受条件と送り先国の規制は、最新の公式情報を優先します。

海外に送るなら郵便局?国際宅配便?

日本から個人で海外へ送る主な方法は、日本郵便の国際郵便と、DHL・FedEx・ヤマト運輸などの国際宅配便です。郵便局には速達寄りのEMSだけでなく、2kgまでの小形包装物、追跡付き国際エアパケット、航空便・船便を選べる国際小包などがあります。

国際宅配便は集荷・通関書類・配送状況の確認など、サービスごとの仕組みが異なり、料金も箱の外寸・容積重量や追加料金によって変わります。郵便局=安い、国際宅配便=速い、と一律に決めるのではなく、同じ宛先と荷物条件で比べましょう。

送り方比較したい荷物・希望見落としたくないこと
EMS日本郵便で早めの配送を希望宛先国の取扱状況・規格・補償
国際小包箱入りの荷物・航空便と船便の比較国別の上限・日数・引受可否
国際エアパケット2kg以下で追跡も欲しい2026年6月からの新名称。国別の追跡提供状況
小形包装物2kg以下の小さな荷物で費用優先通常は追跡・記録なし。書留扱いは終了
DHL・FedEx国際宅配便も含めて所要日数・取扱条件を比較容積重量・追加料金・関税請求先
ヤマト国際宅急便ヤマトで海外へ送りたい国別取扱・禁制品・インボイス

ヤマトの国際宅急便を候補にする場合は、国別の利用可否を調べてから送り状・インボイスを準備します。具体的な準備と受付の流れは「ヤマトで海外に荷物を送る方法」で確認できます。

2026年6月1日に「国際eパケットライト」は「国際エアパケット」へ名称変更され、取扱対象が拡大しました。旧名称だけで比較すると現行サービスを見落とすため注意してください。

海外への送り方 選択肢

海外発送の手配が難しいときは、専門サービスへの相談も選択肢

海外発送では、送料だけでなく、送れる品物の確認や通関書類の準備、荷物の大きさに合った配送方法の選定も必要です。

「海外へ送りたいけれど、どの方法を使えばいいか分からない」「大型の荷物を送りたい」「海外への発送を継続的に行いたい」という場合は、国際配送サービスにまとめて相談する方法もあります。

海外発送サービス「ポチロジ」は、日本から海外への発送について、個人・法人・個人事業主からの相談に対応しています。梱包代行も利用できますが、別途オプション料金が必要です。

対応する国・品物・料金は荷物の条件によって異なります。まずは発送先、内容品、サイズ・重量などを伝えて見積もりを確認しましょう。

※本サービスは広告提携先です。問い合わせ後は、サービス側から届く返信メールも確認してください。

送り方は料金・速さ・追跡・補償で比べる

比較する順序は①その国へ送れるか、②荷物の寸法・重量が収まるか、③料金と日数、④追跡・補償、⑤関税や手数料の負担です。まず送れない方法を外せば、比較表はずっと見やすくなります。

同じ宛先・重量・外寸で送料を調べる手順や、容積重量・追加料金を含めた比較方法は「海外へ荷物を送る料金比較」で確認できます。

安さ重視なら「追跡がない場合」を確認

日本郵便の小形包装物は、2kgまでの小さな荷物を比較的低料金で送れる選択肢ですが、通常郵便物として扱われ追跡・記録はありません。小形包装物の書留扱いも2025年12月31日で終了しています。

配送経過を確認したいなら、追跡付きの国際エアパケット、EMS、国際小包、国際宅配便などを比較しましょう。ただし、追跡があることと損害が補償されることは別です。補償の有無・上限・適用条件をサービス別に確認してください。

早さ重視でも到着日は確約されない

日本郵便の料金・日数検索に表示される配達日数は標準日数です。通関、休日、航空保安検査、航空機の遅延・欠航などで延びることがあります。誕生日や入学日など期限が決まっている荷物は、標準日数ぎりぎりで送らない方が安全です。

送料だけでなく受取側の費用も比べる

箱のサイズや重さによっては、海外宅配便の容積重量や追加料金が影響します。さらに、到着国で関税・消費税・通関関連手数料が発生する場合があります。輸送費の支払いと輸入時の費用負担は別なので、事前に受取人へ確認しましょう。

海外発送で不安になりやすい5つのこと

1.プレゼントでも関税がかかる?

かかる場合があります。「家族への贈り物」「販売品ではない」という事情だけで、すべての国で免税になるわけではありません。品目、価格、仕向国、配送手段などで変わり、関税や税金を誰が負担するかも確認が必要です。FedExでは荷送人・荷受人・第三者への請求設定がありますが、利用条件が付く場合があります。

事前に、相手へ「受け取り時に税金や手数料が発生する可能性がある」と伝え、各配送会社の請求条件も確認しましょう。

2.送れない物が入っていたらどうなる?

受付できないだけでなく、差し出した後の検査で見つかって返送される場合があります。また、相手国で規制品と判断され、返送・没収される可能性もあります。香水・スプレー・モバイルバッテリー・食品・医薬品などは、商品名ではなく成分や電池の仕様、仕向国と利用便まで確認が必要です。

日本郵便の送れないもの一覧と国別の条件表が確認の入口です。国別条件表にも情報反映の遅れがあり得るため、必要なら送り先国当局の案内も確認します。2026年11月1日改正後のEU向け販売品は、少額でも免税・通常の電子ラベル作成だけで発送できると判断しないでください。 ドイツ宛ての150ユーロ未満のBtoC郵便物には輸入が認められない場合がある旨、スウェーデン・ベルギーでIOSSを利用する郵便物には推奨事業者のアプリ等で関税等を事前に支払う条件がある旨が示されているため、販売品と個人間贈答品を区別して宛先国の「特別な条件」を確認します(この改正の確認日:2026年11月1日)。

3.追跡があれば紛失しても安心?

追跡番号は配送の経過を確認する手段で、無事故や弁償を約束するものではありません。大切な品物では、追跡の有無と補償の条件を別々に確認することが重要です。国や地域によって追跡情報の提供状況が異なる場合もあります。

4.予定より遅れたらどうする?

まず追跡情報と配送会社の運行情報を確認します。通関で止まっている場合には、受取人側に照会や書類提出が求められることもあります。差出人・受取人それぞれが確認すべき窓口は利用サービスで異なります。贈り物の日付が決まっているなら余裕を持つのが一番の対策です。

5.返送されたら送料は戻る?

返送の理由やサービス規約によって異なります。住所不備、禁制品、輸入規制、受取拒否など、理由を分けて確認してください。返送料・処理費用が生じるケースもあるため、発送前に住所・連絡先・内容品・現地で受け取れる条件を受取人とすり合わせておきましょう。

目的別|自分に合う発送方法の探し方

送る目的最初に比べたい方法決め手
家族への誕生日プレゼントEMS・国際宅配便標準日数・追跡・関税の受取人負担
2kg以下の小物小形包装物・国際エアパケット追跡の要否・送料・宛先国
急がない箱入り荷物国際小包の航空便・船便実際の利用可否・料金・許容日数
大きめの荷物国際小包・国際宅配便国別サイズ制限・容積重量・受託条件
食品やお米サービス選択より先に輸入規制確認原材料・産地・送り先国の規制

いずれも「まず比較する候補」であり、特定の宛先で発送できることを保証する一覧ではありません。例えば船便が利用できない国もあります。比較する条件をそろえることが、安さと安全性の両方につながります。

米国へ送る場合は2026年10月の変更に注意

米国宛て条件の情報確認・本文更新日:2026年10月25日(日本時間)。日本郵便の10月23日付続報では、100米ドル以下の個人間贈答品は、2027年1月19日まで認定事業者への事前申告登録が任意(推奨)で、登録せずに差し出すこともできます。書状・郵便葉書・EMS(書類)などは別区分です。

この例外に当たらない2,500米ドル以下の対象物品は、原則としてZonosまたはSafePackageで事前申告し、必要に応じて関税等を支払います。登録した場合はラベルに「DDP-(13桁の申告番号)」を表示し、免税でも登録時には事業者の手数料がかかります。登録しない対象贈答品にはDDP表示は不要ですが、内容品・数量・価格などの電子税関申告は必要です。

対象や登録方法、関税の扱いは日本郵便「(続報)米国宛て郵便物の引受け対象の拡大」で最新情報を確認してください。日本郵便の登録手続きをDHLやFedExにも一律に当てはめないようにしましょう。

送り方が決まったら専門記事へ進む

ここまでで優先したいことが決まったら、次は選んだサービスの条件と実際の準備を確認しましょう。日本郵便を利用することが決まったら、通常のマイページで入力・印刷する操作は「国際郵便ラベルの作り方」で確認できます。米国・EUなどの特別条件も作成前に確認してください。

まだ配送方法を決められない人は、日本郵便の料金・日数検索と各社見積もりで、同じ宛先・重量・外寸を比較してみましょう。箱詰めの基本そのものを確認したい場合は、梱包の基本を参考にしてください。

まとめ|まず比較する軸を決めよう

海外に荷物を送る方法は一つではありません。安さ・速さ・追跡・補償・受取人の税負担のうち、譲れない条件を決め、その国へ送れるサービスだけを比べるのが近道です。

少量なら小形包装物や国際エアパケット、早さ重視ならEMSや国際宅配便、急がない箱入り荷物なら国際小包も比較候補。最後は、選んだサービスの専門記事と公式情報で条件を確認してから発送しましょう。

参考・確認先(初回2026年10月19日。米国事前申告条件は2026年10月25日に再確認):日本郵便・サービス一覧/国際エアパケット/小形包装物/料金・日数検索/禁制品/米国宛て2026年10月23日続報/FedEx・関税負担。