ギターはネックが長く、ボディにも傷や衝撃の影響が出やすい楽器です。
ヤマト運輸では、宅急便の規格内で、楽器専用ハードケースに梱包されていれば発送できます。
また、楽器店で扱う専用段ボールでも受付可能ですが、梱包状態によっては預かれない場合があります。
ソフトケースだけでの発送を前提にしないでください。ヤマト運輸の公式条件は「楽器専用ハードケース」または輸送に適した専用段ボールが基準です。
発送前に確認する宅急便の条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 3辺合計 | 200cm以内 |
| 重量 | 30kg以内 |
| 1辺の長さ | 170cm以内。ただし上下逆さま不可など輸送状態に指定がある荷物は100cm以内 |
| 責任限度額 | 1個30万円まで。30万円を超える高額品は預かり不可 |
サイズはハードケースや外装段ボールを含む梱包後の実寸で確認します。
ギター梱包に必要な資材
| 資材 | 用途 |
|---|---|
| 楽器専用ハードケース | 本体を外圧や衝撃から守る基本外装 |
| 楽器用段ボール | 専用ケースの外装保護、または輸送用外装として使用 |
| エアーキャップ等の緩衝材 | ケース内の隙間や本体周囲の動きを抑える |
| 小袋・緩衝材 | 取り外した付属品を本体へ接触させず保護する |
| 梱包テープ | 外装段ボールを封かんする |
ハードケースがある場合の梱包手順
1.弦を緩める
ヤマト運輸は本体破損防止のため、ギターの弦をあらかじめ緩めて梱包するよう案内しています。
完全に外すのではなく、張力を下げた状態にします。
2.ケース内で動く場所を確認する
ギターをケースへ収め、ネック周辺、ボディ脇、ヘッド周辺などに大きな遊びがないか確認します。
輸送中にケース内で本体が動かないよう、柔らかい緩衝材で空間を調整します。強く詰め込み、ネックやボディへ圧力をかけないようにします。
3.硬い付属品を本体へ直接当てない
ストラップ、ケーブル、工具などを同梱する場合は別に包み、ギター本体へ直接触れない位置へ固定します。
4.ケースを閉じて動きを確認する
ケースを閉じた状態で、本体が内部で大きく動く感触がないか確認します。
無理にふたを押し込まないと閉まらない場合は、緩衝材を入れすぎていないか見直します。
5.ケース自体を守りたい場合は外箱へ入れる
ヤマト運輸ではハードケース自体を梱包資材として扱うため、ケースに傷や汚れが付く可能性があります。
ケースも保護したい場合は、荷物に合う楽器用段ボールなどへ入れ、外箱との隙間を緩衝材で埋めます。ケースの外側を包む場合は、プチプチの使い方も確認してください。
ハードケースがない場合
ヤマト運輸は楽器店で取り扱う専用段ボールでも受付可能としています。ただしギターは振動の影響を受けやすく、梱包状態によって受付不可になる場合があります。
ソフトケースだけで送るのではなく、ギター発送用として設計された丈夫な外装を用意し、本体が外装内で動かない状態を作ります。
高価な楽器、特殊形状、ヴィンテージ品などは、自己判断で簡易梱包せず、利用予定の配送会社へ事前に受付可否を確認してください。
アコースティック・エレキで共通して守る部分
- ヘッドやネックへ局所的な荷重をかけない
- ケース内で本体を前後左右に動かさない
- 硬い付属品をボディへ直接当てない
- ケースと外箱の間にも大きな隙間を残さない
やってはいけないNG梱包
- ソフトケースだけで宅急便へ出す
- ケース内でギターが動く状態のまま閉じる
- 弦を張ったまま発送する
- 工具やケーブルを裸のままボディの上へ置く
- ネック周辺へ緩衝材を強く詰め込み圧力をかける
- 梱包前の寸法だけで200サイズ以内と判断する
発送前チェックリスト
まとめ
ギター発送では、楽器専用ハードケースまたは輸送に適した専用段ボールを使い、弦を緩め、ケース内で本体が動かないよう補強することが基本です。
ケースも保護したい場合はさらに外箱へ入れ、梱包後のサイズ・重量・補償条件を確認してから発送しましょう。


