ヘアアイロンの梱包方法|プレート・コードを守って発送する手順

ヘアアイロン梱包方法 商品別の梱包方法
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ヘアアイロンを発送するときは、ただプチプチで包むだけではなく、完全に冷ます・プレートや加熱部を守る・コードへ無理な力をかけない・箱の中で動かさないことが大切です。

ストレートアイロンとカールアイロンでは傷みやすい部分が違い、コードレス製品では内蔵バッテリーの確認も必要です。

この記事では、元箱がない場合を中心に、ヘアアイロンをフリマや宅配便で安全に発送する梱包手順を解説します。

この記事でわかること

  • ヘアアイロンを梱包する前に完全に冷ます理由
  • プレート・加熱部・ヒンジを守る包み方
  • 電源コードを傷めにくくまとめる方法
  • 元箱あり・なしでの梱包の違い
  • コードレス・充電式ヘアアイロンを送るときの注意点

ヘアアイロンの梱包で最初に確認したい4つのこと

ヘアアイロンは細長い小型家電ですが、熱を持つ部分、開閉部、電源コードなど、発送前に確認したいポイントがあります。

確認項目 梱包の考え方
本体の温度 電源を切り、十分に冷めてから袋・緩衝材へ入れる
プレート・加熱部 硬い物を直接当てず、本体全体を緩衝する
電源コード 本体へきつく巻き付けず、ゆるくまとめる
充電池 コードレス製品はリチウム電池の有無と配送条件を確認する

ヤーマンはヘアアイロン用収納ポーチの注意事項で、使用後は約10分放置して冷ましてから収納するよう案内しています。ReFaも、お手入れや保管は本体の温度が十分に下がってから行うよう案内しています。

使用直後のヘアアイロンをプチプチやビニール袋へ入れないでください。耐熱ポーチを使う場面と、密閉に近い発送梱包は別です。発送では本体が十分に冷めたことを確認してから作業を始めます。

ヘアアイロンの梱包に必要な資材

資材 用途
プチプチなどの緩衝材 本体・プレート周辺・先端を衝撃や擦れから守る
ビニール袋・OPP袋 十分に冷めた本体を水濡れから守る
コードバンド・面ファスナー等 電源コードをきつく曲げずにまとめる
小型ダンボール 外からの荷重や曲げから本体を守る
丸めた紙・エアークッション等 箱の中の隙間を埋めて移動を防ぐ
梱包用テープ 緩衝材・袋・ダンボールを固定する

緩衝材の巻き方は「プチプチの梱包方法」も参考にしてください。

ヘアアイロンを発送する基本の梱包手順

ここでは、コード付きのストレートアイロンまたはカールアイロンを、元箱なしで発送する場合を基準にします。

ヘアアイロンの梱包手順

1.電源を切り、コンセントを抜いて完全に冷ます

使用後は電源を切り、コード式なら電源プラグをコンセントから抜きます。本体やプレート、加熱部が十分に冷えるまで待ってから梱包します。

触れられる程度ではなく、収納・お手入れできる温度まで下がっていることを確認してください。熱が残った状態でビニール袋や緩衝材へ包むのは避けます。

2.髪の毛・整髪料などを確認する

プレートや本体に髪の毛、ほこり、整髪料などが付いていないか確認します。

清掃方法は製品によって異なるため、アルコールシートなどを一律に使うのではなく、メーカーの取扱説明書やお手入れ方法に従ってください。ReFaでは、プレート汚れに対して薄めた中性洗剤を含ませてよく絞った柔らかい布を使う方法が案内されています。

3.開閉ロックがある場合はメーカーの方法で閉じる

ストレートアイロンには、閉じた状態で保管できる開閉ロックを備えた製品があります。その場合は、メーカーの案内に従ってロックします。

ロックがない製品を、輪ゴムやテープで強く締め付ける必要はありません。プレートやヒンジへ常に強い力がかかる状態は避け、本体全体を緩衝材で保護します。

4.電源コードをゆるくまとめる

電源コードを本体へきつく巻き付けると、根元へ負荷がかかることがあります。ReFaも、断線のおそれがあるため本体へコードを巻き付けず、コードバンドを使うよう案内しています。

発送時も、コードは自然なカーブを残してゆるくまとめ、コードバンドや面ファスナーなどで留めます。特に本体側と電源プラグ側の根元を強く折り曲げないようにしてください。

送料を小さくするために、コードを本体へ強く巻き付けないでください。箱の大きさより、コード根元へ無理な力をかけないことを優先します。

5.本体全体をプチプチで包む

本体の端から端まで、プチプチなどの緩衝材で包みます。テープは本体へ直接貼らず、緩衝材同士を留めます。

ストレートアイロンではプレート・ヒンジ・先端、カールアイロンでは細長い加熱部・クリップ・先端など、外から力が集中しやすい部分を確認します。

ただし、プレートの間へ硬い物を詰めたり、加熱部を曲げるほど厚い緩衝材を押し込んだりしないでください。目的は「強く挟むこと」ではなく、外からの衝撃を本体へ直接伝えにくくすることです。

6.ビニール袋へ入れて水濡れを防ぐ

緩衝したヘアアイロンをビニール袋やOPP袋へ入れ、開口部を閉じます。

小型家電は水濡れを避けたいので、外箱がダンボールでも内側で防水しておくと安心です。必ず本体が十分に冷えたあとで行ってください。

7.サイズに合うダンボールへ入れる

ヘアアイロンよりひと回り大きいダンボールへ入れます。細長い商品なので、短い箱へ斜めに無理やり押し込まず、両端に緩衝材を置ける長さを確保します。

箱を軽く動かして本体が滑る場合は、丸めた紙やエアークッションなどで隙間を埋めます。

8.封かんして梱包後のサイズを測る

ダンボールのふたが自然に閉じることを確認し、梱包用テープで封かんします。

配送サービスのサイズは、本体の長さではなく梱包完成後の外寸で判断します。「宅配便サイズの測り方」を参考に、縦・横・高さを測ってから発送方法を選びましょう。

ストレートアイロンとカールアイロンで守る場所が違う

タイプ 特に守りたい部分 梱包ポイント
ストレートアイロン プレート・ヒンジ・先端 ロックがあれば仕様どおり閉じ、全体を緩衝する
カールアイロン 細長い加熱部・クリップ・先端 棒状部分を曲げず、箱の端へ直接当てない
2WAYタイプ プレート・加熱部・可動部 可動部へ無理な力をかけず、全体を固定する
コードレス 本体・プレート・充電池 通常の緩衝に加え、電池と配送条件を確認する
ヘアアイロン 種類ごとの守る場所

元箱がある場合は中で動かないか確認する

購入時のメーカー箱が残っている場合は、元の収納位置へ本体・コード・付属品を戻せるか確認します。

ただし、元箱があるだけで十分とは限りません。中の固定材がなくなっている、箱の中で本体が大きく動く、付属品がプレートへ当たる場合は、必要な部分へ緩衝材を追加します。

ヤマト運輸は、家電製品について購入時のメーカー梱包箱や同等の箱などで適切に梱包されていれば宅急便で送れると案内しています。

フリマ販売などで元箱そのものの状態も商品価値になる場合は、元箱へ直接送り状を貼らず、さらに外側へダンボールを用意する方法があります。

コードレス・充電式はリチウム電池を確認する

コードレスヘアアイロンには、リチウムイオン充電池を使う製品があります。たとえばSALONIAのコードレスストレートヘアアイロンには、リチウムイオン充電池が使われています。

そのため、コードレス製品を送るときは、梱包だけでなく「リチウム電池を内蔵・使用している製品か」も確認してください。

ヤマト運輸では、条件を満たすリチウムイオン電池内蔵機器を宅急便で送れますが、故障・破損したバッテリーを内蔵する物は取り扱えません。また、個人から預かったリチウム電池内蔵品は航空機輸送を行わず、区間によって到着が遅れる場合があります。

日本郵便も、家電・電子機器についてリチウム電池の有無を確認するよう案内しています。航空輸送の条件はサービスによって異なり、国内でリチウム電池を航空輸送できるのは条件を満たしたゆうパックです。

リチウム電池の容量・内蔵状態・配送条件などを詳しく確認したい場合は、「リチウムイオン電池入り機器の発送|送れる条件と安全な梱包方法」でまとめています。

コードレスだからといって、自己判断で本体を分解して電池を外さないでください。メーカーが電池の着脱を前提としている製品だけ、取扱説明書に従います。内蔵式の場合は分解せず、利用する配送会社の最新条件を確認してください。

送り状の品名も「雑貨」だけではなく、「ヘアアイロン(充電式)」など中身が分かるよう具体的に書く方が確認しやすくなります。品名の考え方は「送り状の品名の書き方」も参考にしてください。

紙袋よりダンボールを基本にする

ヘアアイロンは軽量な製品も多いため、厚手の紙袋へ入れたくなることがあります。

しかし、本体は細長く、ストレートアイロンのヒンジやカールアイロンの加熱部へ外からの荷重が伝わりやすい形です。発送では、外圧を受けにくいダンボールを基本にすると梱包しやすくなります。

外装を小さくするために緩衝材を減らしたり、本体を斜めに押し込んだりするのではなく、必要な保護をした状態で自然に収まる箱を選んでください。

ヘアアイロンの梱包でよくある質問

ヘアアイロンはプチプチで何重に包めばいいですか?

一律に何重と決めるより、プレート・ヒンジ・先端などが外装へ直接当たらず、箱内で本体が動かない状態を作ることが重要です。本体全体を覆い、必要な部分だけ緩衝材を追加してください。

元箱なしでもヘアアイロンは送れますか?

適切に緩衝・防水し、サイズに合う丈夫な箱へ入れて本体が動かないよう固定できれば発送できます。ただし配送会社が梱包状態を確認し、十分でないと判断した場合は受け付けられないことがあります。

まとめ

ヘアアイロンを発送するときは、電源を切って完全に冷ます → 状態を確認する → コードをゆるくまとめる → 本体全体を緩衝する → 防水する → ダンボールへ入れて動きを止めるのが基本です。

参考:ヤーマン「耐熱収納ポーチL」、ReFa「ストレートアイロンの保管方法」、ヤマト運輸「電化・家電製品は、送れますか?」、ヤマト運輸「リチウムイオン電池を内蔵している製品・機器は、送れますか?」、日本郵便「航空危険物等品名検索」、SALONIA「コードレス ストレートヘアアイロン」(2026年9月30日確認)